2014年11月2日日曜日

クロイロコウガイビル & 笄(こうがい)

 雨上がりで晴れ間が出てきた散歩の帰り道、アスファルト舗装道路が濡れて黒光りしている中に何やら見慣れぬものが目に入りました。いつも外出時に持ち歩いているコンパクトカメラで早速撮影。黒いアスファルトの上に黒っぽい胴体にハンマーのように頭部部分が左右に広がった長さ20cm位のミミズのような感じですがミミズではない様子。
ネット上の図鑑で調べて見ると「クロイロコウガイビル」との事、名前に「ヒル」と付いていますがヒルの仲間ではないとのこと。


コウガイビルの後方には這ずった跡が1メートルほど付いていました



◆コウガイビルの名前の元となった笄が我が家にあることを思い出し引っ張り出し数えてみると全部で30本ほど。
 私の曾祖母が田舎で大正から戦後まで小間物屋を営んでいた時販売していた笄で未使用品です、一番上の笄には拾六銭のラベルが付いています。
 今はもう誰も使用しない時代になってしまいました、オークションサイトを見てみるとわずかに出品されている程度で買い手も余り居なさそうでした。

蝶をあしらった笄

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クロイロコウガイビル
Bipalium fuscatum
ウズムシ目
コウガイビル科

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