2011年3月31日木曜日

ユスラウメ

毎年ソメイヨシノの花が咲く頃我が家の玄関先にも桜のようなユスラウメの花が咲き目を楽しませてくれています。
日当たりがあまり良くないせいか苗を頂き植えてから20年以上になりますが木が大きく成らずホッソリとしたままで枝はしだれています、そのため初めの内はユスラウメとは思わずなんの木だろうと言っていました。

撮影:2011/03/31

撮影:2011/03/23

撮影:2011/03/31

撮影:2011/03/31

バラ科 サクラ属
学名: Prunus tomentosa

2011年3月30日水曜日

イチイの花(雄花、雌花)

 だいぶ暖かくなり今朝は手袋なしでも散歩が苦になりませんでしたし公園のソメイヨシノも数輪咲いているのを見つけましたが遙か高いところなので写真は撮れませんでした。
 そんな中イチイの花が咲いているのを見つけました。
 イチイは雌雄異株ですがこの花はたぶん雄花で、雌花は今のところ見つけられませんでした。
 今後気をつけて見ていこうと思っています。(雌花も見つけました)
花をよく見るとシュークリームを見ているみたいですし果実の真っ赤な実からすれば地味な色です。

果実は昨年撮影したのがhttp://blackreg.blogspot.com/2010/10/blog-post_30.htmlに。

(画像をクリックで拡大表示します)
イチイの雄花
撮影:2011/03/30

夕方の散歩で今一度同じ場所に行き捜してみました、朝のものとは違うのが有ったのでこれが雌花だろうと推測されます。ただ雌花は淡緑色だとされていますがこれは雄花と同じように褐色です。
写真をよく見ると花の先端から蜜のようなものが溢れてきています、これに雄花からの花粉が付いて受粉するんでしょうか?拡大表示すると蜜みたいなのが先端から出ているのが良く判ります。

追加:2012/05/14
その後の調査で先端の穴は「受粉孔」と言いこの孔から「受粉滴」が分泌され此処に雄花からの花粉が付くと受粉する仕組みだそうです。雌花についてWeb上で検索しそれらしいサイトをかなりの数見てみましたが殆ど雌花の写真は有りませんでした、また受粉滴が写っているものは見つけることが出来ませんでしたのでかなり貴重な写真ではと(自画自賛)。
イチイの雌花
撮影:2011/03/30
イチイの雌花
上の写真の一部、蜜みたいなものが出ているところを拡大してみました
・雌花は一カ所から一個と言われていますがこの写真では2個出ている部分があります
・Web上の図鑑などでは雌花は「淡緑色」や「緑色」などと記述されたものが有りますが受粉前は淡い褐色で
 受粉後徐々に淡緑色に変化していきます。

受粉後のイチイの実
受粉孔はまだ塞がっていない
撮影:2012/04/30
熟す前のイチイの実

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追加:2013/01/08
イチイの雄花
撮影:2013/01/03
11月にぽつんとしていたのがだいぶ膨らんできた

イチイの雌花
撮影:2013/01/03
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追加:2014/03/27
 ここ一ヶ月ほど度々受粉滴が出ていないか見に行っていましたが今朝になって受粉滴が出ているのを見つけることができました、今回は比較的いい写真が写せたようです。
イチイの雌花
受粉滴が出てきました
撮影:2014/03/27

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追加:2011/04/06
 ・夕方散歩のついでに見に行って見ました。
  雄花はもう枝から落ち始めていました、ちょっと触っただけでぽろぽろと落ちていきます。

追加:2011/11/06
・いろいろ調べていたらイチイの仲間でTaxus brevifolia (Pacific Yew Tree)と云うのが有ることが分かりました、タキソール(taxol)というアルカロイドが単離され白血病や難治性の卵巣がんなどに極めて有効なんだそうです。

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イチイ科
イチイ属
Taxus cuspidata

2011年3月29日火曜日

シバザクラ(芝桜)

枯れ草の中からシバザクラの赤い可憐な花が覗いていました。
傍らには蕾も、正面からよく見ると左巻きに花が捻れています。
大量に咲いている芝桜は圧巻ですが数輪が咲いているのも良いものです!!
「シバザクラ」で画像検索するといろんな色や花の形のものがヒットしてきます、改めてその多様性に驚きです。


撮影:2011/03/29
撮影:2011/03/29


ハナシノブ科フロックス属
学名:Phlox subulata

2011年3月25日金曜日

3月の霜

今朝は冷え込んで土手の上はすっかり霜に覆われていました、雨上がりで湿度が高かったのが利いたのでしょうか。
これでソメイヨシノの開花がちょっと遅れるのかな?
クローバの葉は閉じてしまって寒さを耐えたようです。


クローバ

オオイヌノフグリ

ホトケノザ

ヒメオドリコソウ

2011年3月22日火曜日

ノハラワスレナグサ(Myositis arvensis)

歩道横の樫の植え込みの中にぽつんと小さな青色をした花を見つけ摘んできて写真に。
そこまでは良かったが名前がなかなか同定できませんでした、青い花、紫の花などキーワードで画像検索したり普段利用させていただいているHP等を片っ端からのぞき見、その結果「ワスレナグサ」がヒットしましたが何となく実物と写真が違う事が気になりました。
調査が進むにつれワスレナグサには「シンワスレナグサ Myosotis scorpioides」、「ノハラワスレナグサ Myosotis alpestris」、「エゾムラサキ Myosotis sylvatica」などが有ることが判りましたが「ノハラワスレナグサ」についてはあまり記述がなく同定に手間取りました。
決め手は「 http://www.neorurale.net/contents/diario-naturalista/italiano/cassinazza/fiori/pic01/myositis%20arvensis.jpg 」でした(リンク切れを修正2014/04/17)。
シンワスレナグサが本当のワスレナグサだそうで学名の一部にscorpioides が付いているのは花序がサソリの尾のように曲がっているからだそうです。
シンワスレナグサ
http://www.neorurale.net/contents/diario-naturalista/italiano/cassinazza/fiori/pic05/myosotis%20scorpioides.jpg(リンク切れを修正2014/04/17)
花序についての詳細は「 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%BA%8F 」を参照

ワスレナグサの仲間については以下のURL参照(追加編集:2013/11/11
http://www.calflora.org/cgi-bin/specieslist.cgi?where-genus=Myosotis



・写真の花の直径は約4mm
・花はよく見ると茎も、葉も萼もひげだらけ

(画像をクリックで拡大表示します)




葉には表も裏も毛がびっしりと生えています

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ノハラワスレナグサ
ムラサキ科 ワスレナグサ属
Myosotis alpestris

2011年3月13日日曜日

今朝の水元公園・液状化現象

犬をつれて水元公園に、中央広場に行くとそこには先日の地震によるものと思われる液状化現象が起こって吹き出した後が見られました。
元々沼地に作られた公園と聞いていたので少しは納得ですがこんなのを見るのは初めてでした。
直下型のもっと大きい地震が来たらもっと凄いことに成るんでしょうか、この水元公園は都民の避難場所に成っていますが!!

この場所は何時もじめじめしていた場所ですが内部から吹き出した後が

火山を見ているようです


吹き出した後が連なっています



2011年3月11日金曜日

カンヒサクラ

カンヒサクラが咲いているのを今朝の散歩で見つけました、まだ満開では有りませんが。
ソメイヨシノの薄いピンクも良いですが濃い赤い色も良いですね!!




撮影:2011/03/31

2011年3月9日水曜日

苔の胞子嚢

朝日を浴びて苔のさくの先端に胞子嚢が出来輝いていました、隣同士に違う種類の苔のコロニーが。
よく見ると海草のホンダワラの様な胞子嚢で綺麗なものです!
苔の種類は同定していません、そのうち調べてみます。




2011年3月4日金曜日

マンサクの花

今朝は気温1度、北風が結構吹いており北向きに歩くと寒さが身にしみました。
そんな中木々はすっかり春を感じせっせと花を咲かせ始めています。
今朝はマンサクの花が咲いているのを見つけ写真に収めてきました、日が当たる前なのでなかなか旨く撮れません。



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撮影・追加:2011/04/26
細い花びらが落ちてしまった後のマンサクの萼、これだけ見ると花が咲いているように見えます

撮影・追加:2011/04/26
撮影・追加:2011/04/26

(画像をクリックで拡大表示します)

2011年3月2日水曜日

フキノトウ

フキノトウが出ていたのを昨日雨の中散歩で見つけたので写真を撮ろうと今朝行って見たら殆どつみ取られておりかろうじて一本残っていました、こんなに大きくなったもの摘んでどうするのでしょうか、食べるんでしょうか。
フキノトウはずいぶん昔に蔵王にスキーに行ったとき山菜そばの中に入っていて苦かった思いがありその後食べた記憶が有りません、ただフキのきくを煮たものは大好きですね。



撮影:2011/03/14