キボシカミキリはイチジクのに対する大害虫、撮影を行ったイチジクの木は今が旬の実を多く付けていますがあちこちカミキリが生息していた穴が開いているので今のうちに駆除対策を行わないとそのうち枯れてしまうのではと心配です。
国立環境研究所・侵入生物データベースによるとキボシカミキリについて
「前胸部の形状・斑紋には著しい地理的変異がある.東北-関東甲信越の集団(“東日本型”)と中部-西日本の集団(“西日本型”)の間で形態に差異がある.前者は前胸背面の縦条斑紋が淡色で中央で切れず連続するという点で後者と区別される.」
と有り2014年に撮影したものは前者の東日本型と判断できるが今朝撮影した個体は斑紋が連続するでも途切れるでもなく後部三分の二程度に見られる。と言うことからすると交雑が起きているとみるべきなのでしょうか。
前胸部の斑紋が後部三分の二程度しかない個体 |
◆2014/06/20撮影
斑紋の形状から東日本型と見られるが中央部分でちょっと途切れたようにも見られるので西日本型とも見える??
この個体は今回のものと同じイチジクの木にいたも。
◆2017/11/27 追加
夕方の散歩で一寸覗いたイチジクの木にペアーのキボシカミキリが居たので携帯のカメラで撮影し帰宅してPCに取り込み詳しく見てみたら産卵中のペアーであった。
撮影時はちょうど日の入り時間、それと曇り空ときて暗い中適当に撮影したので今一の出来となった。
オスはメスの半分ほどのサイズなのが分かる |
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キボシカミキリ
Psacothea hilaris
甲虫目
カミキリムシ科
フトカミキリ亜科
2017/09/13