2012年10月25日木曜日

ナガエコミカンソウ


 自宅近くの空き地に草丈60cm程の草が生えており何気なく葉を触ってみたらコリコリするものが、良く見ると小さな実が葉の上に乗ったような状態で生えています。
 写真に撮り帰宅しPCで確認すると葉の付け根から伸びた枝の先に丸い実が付いており同じ様な場所から5弁の小さな花が伸びて咲いていました。いつものことですが老眼の目にはなかなか小さな花は裸眼で見ることが出来ません、写真にとってから確認する
 同定するのにちょっと時間が掛かりましたが「ナガエコミカンソウ」と言うことが判明、このナガエコミカンソウの他に似たようなものに「コミカンソウ」と言うのが有るようなので今度探してみようと思っています。
 実の直径をノギスで測るとおおよそ2mm、枝の長さが5mmほど。
 雄花は5弁で雄しべが5本、花は直径が実と同じくらいの約2mmで白色とか透明に近い色合いです。
 雌花は子房から蛇の舌みたいに二股に分かれたものが三本出ています、実をカットしてみると6個の部屋に分かれているのが見て取れるます。

草丈 約60cm
上部から撮影

茎は赤みを帯びた色をしている
雌花
蛇の舌のような雌しべが三本出ています
雄花 & 雌花
雌花の下方に雄花が


葉っぱの上に一個づつ実がのっかった様にしています




実を正面から見るとまだ雌しべが付いています
実の直径 約2mm
枝の長さ 約5mm


横断面
6室に分かれています
縦断面

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ナガエコミカンソウ
トウダイグサ科
コミカンソウ属
Phyllanthus tenellus
撮影:2012/10/24 葛飾区

2012年10月20日土曜日

ルリチュウレンジ

10月も下旬に突入しだいぶ気温が下がり早朝の散歩は肌寒さが気になるようになってきました。
今朝の気温は約13℃木の葉にルリチュウレンジバチを見つけ撮影していたら寒さのせいか動きが悪く指に乗せても逃げていかずほぼ正面からのアップを撮影することが出来ました。
ルリチュウレンジバチの活動時期もほぼ終わりに近く今年の見納めになるかもしれません。

撮影:2012/10/20 葛飾区
指に乗っても逃げずアップで撮影
撮影:2012/10/20 葛飾区
撮影:2012/10/20 葛飾区
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ルリチュウレンジ
ハチ目
ミフシハバチ科
Arge similis

2012年10月15日月曜日

イシミカワ

秋も本番、先日雨上がりの青空にイシミカワの実が青く光り輝いていました、トゲトゲに邪魔されながら方向を変えて数枚撮影していたらトゲのある茎に芋虫が張り付いていました。
芋虫はたぶんブドウスズメの幼虫かと思われるが未同定です。

撮影:2012/10/1
撮影:2012/10/12

◆ブドウスズメの幼虫と思われる芋虫がトゲの有る幹にしがみついていました
撮影:2012/10/12
撮影:2012/10/12

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タデ科
イヌタデ属
Persicaria perfoliata