2012年8月28日火曜日

カクレミノ

先日アップしたベッコウタケが生えている団地の玄関脇にカクレミノの木があり青黒く実が色づいている頃は気になっていたのですがやっと花が咲いているのに出会うことが出来ました。
大きな子房の上に5弁の花びらが開き5本の雄しべが伸びています、実にはスイカの様な縞模様がついており遠目にも立ちすぐ判りましたがまさか花が咲いているとは思いませんでした。
半袖半ズボン姿での散歩です、写真を撮る数分の内に手や足は無数の蚊にまとわりつかれ落ち着いて写真を撮る段ではありません、早々に退散してきました。




説明板によると葉がさけた形が蓑に似ているからとのこと
葉が裂けたものと裂けていないものが有ります
木に懸けてあった説明板

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カクレミノ
ウコギ科
Dendropanax trifidus

2012年8月26日日曜日

ベッコウタケ

先日散歩中にケヤキの根本に黄色い長さ10cm位のキノコと思われるものを見つけました。
名前を調べましたがなかなか判らずキノコの掲示板で質問したところ「ベッコウタケ」の幼菌だろうとのことでした。
まだまだ成長途中だと言うことで数日おきに写真を撮り成長を記録していくことに。
最終的にはサルの腰掛けの様なキノコになるようですが見つけてから一週間程度ではあまり形状の変化は有りませんが徐々に色が変化していくのが判ります。
今後定期的に写真を撮り成長過程を追加していく予定です。

◆ベッコウタケについてWeb上で調べてみたらこの菌に侵された木は徐々に木の内部が空洞化し最後は倒れるとの事、倒木の危険があるとのことで数本まとめて木を切り倒したなどと言う記事を見ることもできました。
今回のケヤキもそのうち切り倒しの憂き目に逢うんでしょうか?あるいは早めに処置するとそんなことはないんでしょうか?


何か動物が寄りかかっているような格好が可愛くて最初は写真に
撮影:2012/08/18 葛飾区
上部から撮影
撮影:2012/08/18
少し割れてきた様です
撮影:2012/08/20
撮影:2012/08/22
大分黄色さがなくなり褐色になっていますが形状の変化は有りません
撮影:2012/08/26
【 追加:2012/08/31
撮影:2012/08/31
アリがキノコの表面をかじりとっていました
撮影:2012/08/31
【 追加:2012/09/24 】
下部がめくれるように広がり始めました
撮影: 2012/09/24
撮影: 2012/09/24
【追加:2012/10/22】
撮影:2012/10/22
撮影:2012/10/22



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ベッコウタケ
タマチョレイタケ科
キンイロアナタケ属
Perenniporia_fraxinea

2012年8月23日木曜日

キマダラセセリ

今朝の散歩時にペパーミントにキマダラセセリツマグロヒョウモンが蜜を求めて来ているのを見ることが出来ました。
今彼方此方でミント系の花が咲き乱れています、初めは家庭で栽培されていたんでしょうが今ではすっかり野生化した状態です、ミント系の花にも色々あり花の名前を調べる掲示板には頻繁にミントの画像が張り付けられ質問されています。
写真を見るまで気づきませんでしたが2枚目と3枚目の写真には嫌われ者の縞蚊が写っておりやはり蜜を吸っているようです、普段は憎きやつですが写真で見ると美しい白黒模様です。



花の先端部分にはヒトスジシマカが取り付いて蜜を吸っています。
撮影時には蚊には一切気づいていませんでした。

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(おまけ)
同じ場所でツマグロヒョウモンも見ることが出来ました、今朝はペパーミントの花に来ていましたが先日はスペアミントの花に来ていました。ミント系の花が好きなのかな?
ツマグロヒョウモン
(雄)
撮影:2012/08/23 葛飾区


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キマダラセセリ
チョウ目
セセリチョウ科
セセリチョウ亜科
Potanthus flavus

2012年8月20日月曜日

ヌカイトナデシコ

自宅近くの空き地に草丈10cm程の可愛い花が咲いていました、写真に撮り名前を一時間ほど掛け調べましたがなかなか探しだせず最後の手段の掲示板に投稿したところ10分も掛からないで回答が、恐れ入りました!!状態です。
花の名前はヌカイトナデシコ、何時も利用している植物関連サイトには登録されていませんでした。
花びらは肉眼で見た限りは白い花に見えましたが写真で拡大されたものを見ると白い中にピンクのストライブが入った5弁の花でした。

ヌカイトナデシコ
撮影:2012/08/20 葛飾区




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ヌカイトナデシコ
ナデシコ科
カスミソウ属
Gypsophila muralis

2012年8月18日土曜日

入道雲

今日はあちこちで積乱雲ができカミナリが発生して大変な騒ぎになっていましたが夕方の散歩の時は遠くに入道雲がそびえ白く美しく見えるのみでした。
入道雲が千葉方面と茨城方面に出来ておりこれらを写真を撮り暫くイヌ仲間と話し込んでから再び千葉方面に出来た入道雲を見てみたら入道雲から伸びた雲の下の方が虹色に美しく染まっていました、丸い虹ではなく何となく雲全体が虹色にと言う感じです。
遠くに出来た入道雲の中を走るカミナリは美しく見ることが出来ますが近くで発生するとやはり怖い存在です。

撮影:2012/08/18 17:22
入道雲から伸びた雲の下が虹色に染まっていました
撮影: 2012/08/18 17:42

2012年8月16日木曜日

ニジュウヤホシテントウ

食い荒らされたイヌホウズキの葉の上にニジュウヤホシテントウが居るのを見つけました。
交尾中のもの、一匹でイヌホウズキの葉をを食しているものを見ることが出来ました。
ニジュウヤホシテントウには良く似た種にオオニジュウヤホシテントウがおり一寸目には区別しにくい様で何箇所かのWeb図鑑を見て区別方法を確認してから「ニジュウヤホシテントウ」と同定しました。

ニジュウヤホシテントウ」と「オオニジュウヤホシテントウ」の判別方法
1、体長がニジュウヤホシテントウに比べオオニジュウヤホシテントウの方が大きい
2、斑紋の大きさがニジュウヤホシテントウに比べオオニジュウヤホシテントウの方が大きい
3、ニジュウヤホシテントウの前胸背板の紋は横長なのに対し、 オオニジュウヤホシテントウ では縦長である(出典: http://www.tenteki.org/kitamura/coleo/o28hosi/oo28hosi.htm 
4、ニジュウヤホシテントウは小循板は茶色、一方オオニジュウヤホシテントウは小循板が黒い
(出典:大阪府のテントウムシ科 http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/black-spot5.html )
5、オオニジュウヤホシテントウの後肢腿節には黒い斑紋が有る
  (出典:福光村・昆虫記 http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/syu_k/koucyu5_1.html 
6、ニジュウヤホシテントウの幼虫は、体が白く棘も白い、オオニジュウヤホシテントウの幼虫は黄色で棘が黒い(出典: 同3)



撮影:2012/08/15
雌は交尾しながらイヌホウズキの葉を食べていました
撮影:2012/08/15
撮影:2012/08/15
撮影:2012/08/16

◆追加:2013/07/21
 6月初めに幼虫を見つけ撮影していた場所に今朝行ってみたら食草のイヌホウズキの葉が全て食い尽くされていました。そのため食べる葉がなくなり茎やら実まで食べています、野菜などに着いてこの様になると思うとぞっとしてしまいます。

ニジュウヤホシテントウの幼虫
独特の食痕を見ることが出来る
撮影:2013/06/07
ニジュウヤホシテントウの幼虫
撮影:2013/06/07
実までも食べて実には穴が空いています
撮影:2013/07/21

茎にもハッキリと食痕がみられる
撮影:2013/07/21
ニジュウヤホシに食べ尽くされたイヌホウズキ
幼虫を見つけてから一ヶ月半程で立ち枯れ状態に成ってしまった
撮影:2013/07/21

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ニジュウヤホシテントウ
甲虫目
カブトムシ亜目
テントウムシ科
マダラテントウムシ亜科
Epilachna vigintioctopunctata

ホテイアオイの花

近くの不動産会社の店先に水槽が有りその中にホテイアオイの花が咲いていました。近くでまじまじと見るのは初めてかもしれません。
中川の上流で大雨が降った時などホテイアオイが流されてきて淀みに溜まっているのを見掛ける事は有りますが花が咲いている事はなかなか有りません、ちなみに散歩コースは河口から約12km程の所で上流がどの位まで有るかは判りませんが上流には花真っ盛りの所が有るかもしれませんね。




撮影:2012/08/15
上の写真と同じ株で一日で満開に
撮影:2012/08/16
撮影:2012/08/16

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ホテイアオイ
ミズアオイ科
Eichhornia crassipes
布袋葵

2012年8月15日水曜日

スイレンボク

鉢植えされた木に蕾が一見カラタネオガタマに似た花が咲いているのを見つけ匂いを嗅いでしまいました、しかし匂いは有りません。
5弁の花が二重になったような咲き方の花で良く見ると外花被の内側は赤紫色、外側は白っぽい黄緑色をしており花を上から見るとあたかも10弁の赤い花の様相をしています。
同定にちょっと苦労しましたが「スイレンボク・睡蓮木」と言うことが判りました、原産地は南アフリカのインド洋側で庭木として植えられているそうです。

撮影:2012/08/15 葛飾区







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スイレンボク
シナノキ科
ウオトリギ属
Grewia caffra
睡蓮木

2012年8月4日土曜日

ニホンカミナリハムシ?

5月のある日散歩中とあるクサの中に体長が5mmあるかないか位の小さなハムシを見つけました、帰宅後Web図鑑でいろいろ調べてみましたがなかなかぴったりのハムシに行き当たらず、またハムシが居たクサも何かその時は良く判らずそのままほっていたのですが今朝改めて行ってみたら居ました居ました同じハムシが。またその時判らなかったクサも花が咲いていたおかげで同定することが出来ました、「メマツヨイグサ」と言うもので1.5m位の草丈になり黄色い花が咲いていました。これらを元にハムシの種を探してみたらカミナリハムシの仲間で「ニホンカミナリハムシ」であろうと言うことが判明、ただカミナリハムシの仲間にはよく似た種が多く同定には雄の交尾器を見るひつようが有るとのことなので素人の私には完璧な同定など不可能ですが食草がオオマツヨイグサの仲間であるメマツヨイグサで有ることからほぼニホンカミナリハムシと同定して良いのではと思っています。

写真をと思い葉っぱを動かすと転げ落ちるようにして逃げてしまうので
葉っぱの下から受けるようにして一匹捕まえ手の上で撮影しました。
撮影:2012/05/29 葛飾区
ニホンカミナリハムシ?の食草であるメマツヨイグサ
撮影:2012/05/29 葛飾区
メマツヨイグサの葉のみならず花までも食べています
撮影:2012/08/04 葛飾区




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ニホンカミナリハムシ?