良く見ると直径10mmほどの白い繭が付いておりその中にぽつんと黒いものが、撮影し拡大してみると小さなハチが繭の中から出てきています。葉を千切り取り暫く見ていると3匹ほどが繭の中から出ていきました。
もっと出てくるだろうから何というハチか調べようとポリ袋に入れ持ち帰りタッパーに入れておいたがその後出てくる様子がなかったので繭をそっと剥がしてみると小さな丸い卵がびっしりと有りました。
17日の朝になり一斉に孵化した.小さな幼虫がタッパーの中を蠢いているのを発見、繭があったヒメユズリハの葉を食べるでなくタッパー中に散らばっていました。
何という蛾の幼虫か分からないがこの木が有るところは一面芝が敷き詰められておりシバツトガを大量に見ることが出来ているところなのでこの幼虫もシバツトガ?と考えて芝を取ってきてタッパーの中に入れてみたが正解かどうか分かりません。
Web上でシバツトガについて調べてみると卵塊を作らないと有ったのでシバツトガではなくスジキリヨトウの幼虫である可能性も、同定するため飼育してみる事に。
飼育開始から一月、成長した幼虫を見るとスジキリヨトウと解りました。その後芝の有る近くの空き地に放ちました
◆2017/05/07: 2013年書きかけの記事を完成させた
寄生蜂が蛾の卵に自分の卵を産むために 繭の中に潜り込んでいたのが出てきたようです |
繭を剥がしてみると卵がいっぱい入っていました |
卵の直径:約0.5mm |
孵化していっぱい幼虫が出てきた!! |
卵が付いていた後を数えてみると126個ほど卵があったことが判明した |
体長:約1.5mm |
◆2013/09/20
孵化して3ヶ日目、芝を食べて今のところ順調に成長してきているので芝を入れ替えてあげることに。
一回全てビニールシート上に広げてからタッパーをクリーニング後新しい芝を入れそおっと一匹ずつ芝に載せてからお引っ越しです、100匹以上いるので大変でした。
芝で育って3mm程までに成長したがまだ何の幼虫か確定できないでいるがたぶんスジキリヨトウのようだ。
体長:約3mm 孵化から3日、約2倍まで成長 撮影:2013/09/20 |
黒い点々は蛾の幼虫の糞 撮影:2013/09/20 |
模様がはっきりしてスジキリヨトウと判る |
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スジキリヨトウ
Spodoptera depravata
ヤガ科
ヨトウガ亜科