2013年7月27日土曜日

ホシホウジャクの飼育

 7月21日にニジュウヤホシテントウがイヌホオズキの葉のみならず茎や実までも食い尽くし、こうまで徹底して食べるかと感心させられている場所が有るが( https://picasaweb.google.com/118278849128300926736/CJPAwF#5902869668199873586 )、その直ぐ横にヘクソカズラが生えていたので何かいるかと丁寧に探っていたら体長15mm位のスズメガの幼虫を見つけたので採取してきて飼育開始。
 何という種のスズメガの幼虫か何時も利用させていただいている「幼虫図鑑」サイトでチェックしてみると「コスズメ」が良く似ているがハッキリと同定できません。
 もっと大きくなるまで同定はおあずけ!!
 ヘクソカズラの葉、一枚をを食べ尽くし昨日から食べなくなったと思っていたら今日(7/27)夕方脱皮していました。体長は25mm程に成長。
 コスズメの食草はヤブガラシやブドウなどと記述されていたので近所にいっぱい有るヤブガラシの葉を入れて見たが食べません、仕方なくヘクソカズラの葉を取りに行く羽目に成りました。

◆2013/07/28追加
 コスズメと思っていたのはホシホウジャクで有ることがハッキリした。
 昨日脱皮したものが今日になり側紋がハッキリして来たので改めて幼虫図鑑を見直したところホシホウジャクで有ることが判明、食草もヘクソカズラで合っているので間違いなさそうである。


ヘクソカズラにいたところを
撮影:2013/07/21

撮影:2013/07/21

青空をバックに撮影
撮影:2013/07/21

脱皮後のホシホウジャクと脱皮殻
腹に張り付いていたので引き出した
撮影:2013/07/27
脱皮殻
撮影:2013/07/27
赤い側紋がハッキリしてきた
撮影:2013/07/28
撮影:2013/07/28
撮影:2013/07/28
◆2013/08/01追加
 食欲旺盛である、昨日新たにヘクソカズラの葉を4枚取って来て入れて上げたら今朝は一枚の半分ほどが残るのみに成っていた。

7月31日の昼頃入れて上げたヘクソカズラの葉4枚
撮影:2013/07/31 11:42:23

8月1日朝にはこれだけ残るのみに
撮影:2013/08/01 06:32:40

◆2013/08/03追加
 昨日から摂食活動が落ちてきて今朝は周囲に大量の水分を放出して容器の中はしっとり気味、ティッシュでふき取りティッシュを敷いて入れて上げたら直ぐティッシュが汚れてしまったので再度入れ直してあげた。
 殆ど動かず体が丸まり始めたので蛹に変身するのかな、変身するところを連続写真にしたいところだが上手く撮影できるかどうか??
体長35mm程に、縮まった?
◆2013/08/04追加
 脱皮して蛹になるところを連続撮影しようと思っていたのにちょっと油断した隙に脱皮して蛹に成っていました、残念至極!!
蛹に成り立て、尻尾は短く成っている、隣には抜け殻が
撮影:2013/08/04
◆2013/08/05追加



黒い線は口吻??
◆2013/08/19追加
 今朝羽化しました、残念ながら羽化の瞬間は見ることが出来ませんでした。
 蛹になってから2週間で成虫に変身です。





抜け殻、黒い線の所が裂けて抜け出た様です

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ホシホウジャク
鱗翅目
スズメガ科
ホウジャク亜科
Macroglossum stellatarum

2013年7月22日月曜日

コガネグモダマシ

 中川土手の草むらの中で蛾を探していたらコガネグモダマシがいたので撮影しようと準備していたら半分破けた網にイネホソミドリカスミカメが飛んできて掛かってしまいました。
 クモは素早くやってきて捕まえて早速お食事に。
 
(写真をクリックで拡大表示します)
イネホソミドリカスミカメをゲット
撮影:2013/07/22 葛飾区



◆昨年、2012/07/25に撮影したコガネグモダマシ
 朝日を浴び美しい黄金色に輝いていました。
左前足2本が失われていた、このためかどうか分からないが
網は円形ではなく又間隔も均一ではなかった
撮影:2012/07/25
撮影:2012/07/25
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コガネグモダマシ
クモ目
コガネグモ科
Larinia argiopiformis

2013年7月19日金曜日

ヤマトクサカゲロウの幼虫

 ニレハムシが良くいるケヤキの木があるがその葉をチェックしていたらホッソリとした見慣れない幼虫がいたので採取して帰り撮影。
 同定した結果ヤマトクサカゲロウの幼虫と判明。
 体長は嘴の先端から尻までで約7mm、頭部の拡大写真を見ると嘴は良く尖っていて挟まれるといたそうである。
 先日同じケヤキの木からニレハムシの卵を採取してきて孵化させたとき幼虫を食べてしまった虫がクサカゲロウの一種であることは分かっていたがその個体も今考えるとヤマトクサカゲロウの幼虫であったかもしれません。体がもっとずんぐりしておりまたゴミを体に着けていたりと違うような雰囲気でながら頭部の特徴などは同じに見えるので成長するとこのヤマトクサカゲロウのようにホッソリして来るのかな?


(画像をクリックすると拡大表示します)



ヤマトクサカゲロウは頭部の二本の
黒い筋の先端が尖っているのが特徴
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先日ニレハムシの幼虫をほぼ食べ尽くしたクサカゲロウの一種の幼虫
・頭部の模様などはヤマトクサカゲロウに良く似ている
撮影:2013/06/30

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ヤマトクサカゲロウ
クサカゲロウ科
Chrysoperla nipponensis

2013年7月5日金曜日

ウリハムシモドキ

 先日新しくできたマンションの遊歩道上をハムシが這い回っていたので手に取り見てみたところまだ写真に撮っていない種のようなので早速撮影開始。
 梅雨の最中なのに凄く天気が良かったので青空をバックにと思いチチコグサモドキに乗っていただき撮影。
 初めはクロウリハムシかと思ったが何かが違う、よく観察すると頭部が橙色ではなく黒色をしているし、触覚は付け根部分が橙色。
 同定するのにちょっと時間がかかりましたが「ウリハムシモドキ」の上翅全体が黒化したものであることが判明、色の変異が数種類いるので紛らわしい。


(画像をクリックで拡大表示します)
撮影:2013/07/02 葛飾区





上の写真をトリミング
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ウリハムシモドキ
甲虫目
ハムシ科
ヒゲナガハムシ亜科
Atrachya menetriesi