2016年11月6日日曜日

ハリカメムシ(成虫、幼虫)

 久しぶりに水元公園に出かけて来ました、天気も良くポカポカ陽気の格好の行楽日和で園内は家族連れと団体さんで大賑わい、バーべーキューの匂いが!!。
 モミジバフウも紅葉が進み今が見ごろのピークかも知れません。
そんな中一人園内の林縁部をカメラ片手に徘徊している自分が自分でおかしく成ってきました。
 葉っぱをひっくり返したり穴の開いた葉を見つけると何かいないかと老眼にむち打ち目を凝らして小さな虫を探してあっちこっちうろうろと、やっと見つけたカメムシは棘棘のあるハリカメムシの幼虫でカンカン照りの中ストロボ光らせて撮影するも重たいカメラを片手に動き回る幼虫ではなかなかいい画像が得られませんでした。
 幼虫の撮影後同じ場所で成虫も見つけたのでこちらも撮影。

たぶん4齢と思われる幼虫







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ハリカメムシ
Cletus rusticus
半翅目
ヘリカメムシ科
2016/11/06 葛飾区:水元公園

2016年10月20日木曜日

キアシトックリバチ

 散歩中に見つけたトックリバチの徳利、なんというトックリバチのものだろうと思いとりあえず採取してきてタッパーに入れて観察していました。
 2016/09/13から3日程旅行で留守にしていて帰宅したら羽化していました。
 種を調べて見たところキボシトックリバチに直ぐたどりついたが何かが違うのでそのままになっていたのを本日改めて同定作業を行った結果キアシトックリバチであることが判明。
 いろいろ調べた結果キボシトックリバチとキアシトックリバチの違いは触角の柄節部分が
・黄色いも >> キボシトックリバチ
・黒いもの >> キアシトックリバチ
として判別してよさそうです。


◆キアシトックリバチの徳利


◆羽化していたトックリバチ、同定結果キアシトックリバチと判明







支脈がよく判るように画像加工、半分ピンボケではっきりしません
キアシトックリバチとキボシトックリバチの判別点
触角の柄節部分が黒色か黄色かで判別できそうです。

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キアシトックリバチ
Eumenes rubrofemoratus giordani
ハチ目
ドロバチ科

2016年10月19日水曜日

ナミテントウムシ(変形二紋型)

先日玄関先のお茶の木を選定していたらテントウムシが一匹。
ナミテントウで細い赤い紋が鞘羽の付け根辺りにある変形二紋型。
大分ナミテントウも見てきた気がしますがこの紋のものは初めてです。




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ナミテントウムシ
Harmonia axyridis
甲虫目
テントウムシ科

2016年10月14日金曜日

アオツヅラフジ

散歩の途中でツツジの植え込みの中に群生している笹の葉にタケノホソクロバの幼虫が居たので撮影していたら、ちらりと青い実が見たので早速何だろうと思い撮影しました。
葉を見た所ではヤマノイモ科の何かのようであったが実はむかごではなくブドウの様でもあり、また花弁の数が違うので調べて見たらアオツヅラフジであることが判明。
花は六弁で薄黄色、5mm程の丸い表面に薄く粉をふいたような青い実が房状に生っていました。





◆追加 2016/10/24
雌花を見つけた辺りに雄花を見つけに行き撮影してきました。





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アオツヅラフジ(雌株)
Cocculus trilobus
ツヅラフジ科

2016年10月2日日曜日

ホシヒメホウジャク(幼虫)

書きかけになっていたブログに最新の画像を追加してアップ。

公園のツツジの植え込みに絡みついたヘクソカズラにスズメガの幼虫が、撮影して種を調べたら「ホシヒメホウジャク」でした。

◆2014/10/26撮影
体長:約25mm





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◆2016/10/01 追加
9月24日に孫を連れて公園に行ったとき笹垣の上に幼虫が、笹を食べる?と思いながら手に取ってみると尾角が有ったのでスズメガの何かの幼虫だと思いお持ち帰り。帰宅して詳しく調べて見たらどうもホシホウジャクかホシヒメホウジャクの幼虫のようであったのでとりあえず近くの河原に行きヘクソカズラの葉を採ってきて入れてあげたらしばらくして食べ始めたので一安心。



◆9/26に脱皮してすっかり色が変わると同時に模様がはっきりしてきました。
この模様はホシヒメホウジャクです、二年前に撮影したものは緑型、今回は橙型。見た目全く違う種の様です。

脱皮殻を食べて尾角だけが残っていました。
10/01になり葉っぱを丸めて中に入っていました 
ちょっぴりめくってみたら糸をはいて中で丸まっていた。
このまま越冬するのかな?
◆2016/10/02 追加
 10/02朝チェックしたら蛹になっていた、葉をつけたままだとカビが生じてだめになってしまうので綺麗なティッシュに入れ替え羽化するまで待つことに。



◆2016/10/14 追加
 蛹になっていたものが12日か13日に羽化していました。
 撮影後玄関先のサザンカの木に放してあげましたがどうしたでしょう?





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ホシヒメホウジャク(幼虫)
Gurelca himachala sangaica
スズメガ科
2014/10/26

2016年9月2日金曜日

アカボシゴマダラ

8月中旬から妻が行きたいといっていた清瀬市のひまわりフェスティバルへ昨日行ってきました、葛飾区からだと片道一時間ちょい。
台風騒ぎで出かけていくのが遅くなり肝心のひまわりはもう時期が過ぎてほんのちょっぴり花びらが有るのみ、ほとんどのものが種が出来つつあり下を向いたままでした、残念至極!!
帰りのバスを待っていたらバス停横の神社内にアゲハの仲間かと思われる蝶が来て地面に降り吸水し始めたので撮影。近づいても逃げもせずせっせと吸水していました。
帰宅後種を調べたら外来種でアカボシゴマダラで環境省により要注意外来生物に指定されているとの事。

アカボシゴマダラ(夏型)

アカボシゴマダラ(夏型)

アカボシゴマダラ(夏型)


◆2018/05/07 追加
昨日散歩中に見つけたタテハチョウを知らべて見たらアカボシゴマダラの春型ということが判明、夏型と春型とは全く違う別物の様相だ。

アカボシゴマダラ(春型)

アカボシゴマダラ(春型)


幼虫は以下のリンクに
  アカボシゴマダラの幼虫

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アカボシゴマダラ
Hestina assimilis
チョウ目
タテハチョウ科
2016/09/01 清瀬市

2016年8月16日火曜日

オオミノガ(幼虫)

アカメガシワの葉を綴っていたミノムシを見つけた、大きさは40mm程度。
申し訳ないと思いながら剥がしてお尻の方を押したら顔を覗かせたので持ち帰りすべて蓑の外に出してみたらオオミノガの幼虫でした。
早速いろんな角度から撮影、その後蓑とともに入れておいたらまた蓑の中に戻ってしまいました。これから元の木に戻してあげようと思います。

アカメガシワの葉を切り取り蓑を作ってぶら下がっていました







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オオミノガ
Eumeta variegata
ミノガ科
2016/08/16 葛飾区