その後も継続して観察していて莢が枯れてきたので種を採取しようと触ったとたんに顔にぱらぱらと当たるものが、これが莢から跳ね飛ばされ散布された種でした。
あまりに小さいため肉眼で良く判らなかったのでビニール袋を全体にかぶせ茎毎採取してきて観測です。
家に帰り写真を撮り、ルーペで覗くことによって種を飛ばすその仕組みが判りました。
振動や風により揺さぶられることにより莢の下部から外套が勢い良く捲れ上がりそのときの力で種を遠くまで跳ね飛ばすように成っていました、ほんの一瞬の出来事で見ていても判りません高速度カメラでも有れば面白いんでしょうが。
(画像をクリックすると拡大表示します)
撮影:2011/03/09 |
撮影:2011/03/09 |
撮影:2011/03/09 |
撮影:2011/03/09 |
撮影:2011/04/15 |
種子を飛ばした後の莢、先端には飛ばすために丸まってしまった莢の外套が 撮影:2011/04/15 |
種子を散布するために丸まってしまった莢の外套 瞬間にまるまる力で種子を跳ね飛ばす 撮影:2011/04/15 |
タネツケバナの種子 スケール最小メモリ:0.5mm 撮影:2011/04/15 |
種子の重量測定 あまり信頼はありません! 測定後広げて写真に撮り種の数をカウント、結果386粒 |
はじける前の実を採取し莢を剥がしたもの 全長18mmの莢の両側面に15粒づつの種が綺麗に並んでいます 撮影・追加:2011/04/17 |
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- タネツケバナ
- アブラナ科
- タネツケバナ属
- Cardamine flexuosa
種子のサイズは
長辺:約1mm
短辺:約0.8mm
重量:0.03g/386粒
(0.03g~0.04gの間を行き来して0.03gで表示 スケール最小単位:0.01g)
(0.03g~0.04gの間を行き来して0.03gで表示 スケール最小単位:0.01g)
色 :きいろい
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