2013年4月29日月曜日

マツバウンラン


 歩道脇にひっそりとマツバウンランが一株咲いていました、普通は50cm~60cm位まで成長するようですがこの株は20cmちょい位の丈です。
 葉は名前に松葉が付くようにホッソリしたのがちらほらと茎に付いています。









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マツバウンラン
ゴマノハグサ科
Linaria canadensis

ウヅキコモリグモ


 近所に道路を挟んで左右に合わせて100坪ほどの空き地が有り、そこは私の格好の撮影場所になっています。ここには今のところまだ雑草が生い茂っておらず地表面が見える状態、そこを黒っぽいクモが活溌に這い回っているので良く見てみるとお尻に袋を抱えています。
 写真をと何時も持ち歩いているコンデジを構えますがなかなか逃げまどって撮させてもらえません、なかなか追尾出来ないので仕方なくディジタル一眼を持ちだして撮影、二日に渡りしつこく追い回しやっと撮影できましたが数十枚撮影した中で使用できるようなものはあまり有りませんでした。
 クモの種は「ウヅキコモリグモ」、見た感じはもっと黒く見えますが写真に撮ると焦げ茶色、卵のうは体と同じくらい有るのではと思われる程の大きさ。
 朝早くや夕方行ってみると見掛けないので有る程度気温が高くないと出てこないようです。

ウヅキコモリグモ(雌)
卵のうをお尻の先に張り付けています
撮影:2013/04/27
ウヅキコモリグモ(雌)
撮影:2013/04/27
ウヅキコモリグモ(雄)
撮影:2013/04/27
ウヅキコモリグモ(雄)
撮影:2013/04/28
ウヅキコモリグモ(雄)
撮影:2013/04/27
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ウヅキコモリグモ
クモ目
コモリグモ科
Pardosa astrigera

2013年4月24日水曜日

オオムラサキツツジに出来た旗弁

 13歳オーバーの愛犬と散歩中お疲れのようだったのでちょっと一休みするために腰を下ろした所にオオムラサキツツジが咲いており写真に収めていたら数多く咲いている花の内数個に何やら見慣れない物が、良く見てみると花弁の内部にもう一つ小さな花が咲いているではありませんか。
 この現象がなんなのか判らなかったので「何の草花?掲示板」に投稿し教えを乞い、その結果「旗弁」であると言うことを教えていただきました。
 旗弁とは字面から判断して花弁が旗のようになっている物であろうと推測は出来ましたがちゃんと調べておこうと検索してみたら「マメ科などの蝶形花冠を構成する5枚の花弁のうち、最も外側にある1枚」と植物用語集(http://plant.edu.ibaraki.ac.jp/plant/yougo/yougo.html#YougoKA)に有りました。
また「旗弁」で画像検索してみると色んな花で見られるようです。

追加:2013/04/25
 旗弁について「何の草花?掲示板」でその後合弁花に対して「旗弁」を使用するのは間違いで「雄しべが弁化したもの」ではとの指摘がありましたが此処では長くならないようにそのまま旗弁で通すことに。
あたかももう一つ花が咲いたかのような
模様まである旗弁がみられます     
撮影:2013/04/23
上の物とは違う花にも、此方はまん丸く形付かれています
撮影:2013/04/23
ホッソリとした物が立ち上がっています
撮影:2013/04/23
普通の花
撮影:2013/04/23
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追加:2013/04/25
旗弁が出来たものを一輪摘んできてどうなっているんだろうと見てみました
 ・雄しべと花弁が下部で融合し途中で分かれて上部が花びら化している
 ・花糸が融合した部分の花弁を外側から見てみると膨れ上がっている
 ・弁化部分の途中に葯が有る。葯の大きさは通常のものと大きさは変わらない






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オオムラサキ
ツツジ科
Rhododendron pulchrum 'Oomurasaki'

2013年4月23日火曜日

ミノウスバ


 散歩コースにマユミとローリエ(月桂樹)が寄り添って生えておりローリエは先日から花が咲き始め、一方マユミは今蕾が大きくなりまもなく咲くと思われます。
 そのマユミの蕾の写真を撮影しようと近寄ってみたら何やら縦縞の美しい毛虫が何匹も!!知らない毛虫は危険と触らないように撮影しました。
 繭を張った個体もいたのでもう終齢の幼虫のようです。
 帰宅後何時も利用させていただいている「幼虫図鑑」で早速検索してみたら「ミノウスバ」の幼虫であることが判りました。

 ◆ 体長は約15mm
 ◆ 食草はマサキやマユミ

繭を張り始めているような?
撮影:2013/04/23




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◆追加編集 2013/07/11
 ミノウスバの繭画像を追加
ミノウスバの繭
幼虫を採取してきていたものが繭になった
撮影:2013/05/02

ミノウスバの繭
撮影:2013/05/02
なかなか羽化しないので生態をWebで調べてみたら10月頃成虫に成り出現するとのこと、先が長い!!

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ミノウスバ
鱗翅目
マダラガ科
Pryeria sinica

タンポポ

 タンポポの花びらが綿毛の上部で固まりになり落ちる寸前の所が朝日を浴びて印影が付き何となく顔に見える所がほほえましく可愛らしかったので撮影。
 良く見ると漫画か何かで見たドン・キホーテの顔に良く似ている。光り輝いた綿毛がフリルの付いた襟首に見えたり、あごひげを生やしていたりと想像を広げるとますますドン・キホーテに見えてくる。





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タンポポ(西洋たんぽぽ)
キク科
Taraxacum platycarpum

2013年4月15日月曜日

ハンノキハムシ

 昨日水元公園に遊びに行き仲間とゆっくりと自転車で走行中ふと見ると木の根元付近に黒い物がぽつんと見えたのでなんだろう?と自転車を降り見てみるとハムシが取り付いて葉っぱを食べていました。初めは「コガタルリハムシ」かと思いましたが取り付いていた木が「ハンノキ」のひこばえ(蘖)であったのでたぶんハンノキハムシだろうと。
 ハンノキハムシとコガタルリハムシ、ちょっと違いが良く判りません!!そこで違いを検索してみると「見比べると、ハンノキハムシの触角は、糸状で少し細長く見え、コガタルリハムシは、中央より先が太く短く見えますね。」と「福光村・昆虫記」に有るので触覚を見てみると確かにコガタルリハムシの物より細く長い、と言うわけでハンノキハムシと決定する事が出来ました。


ハンノキのひこばえの葉をお食事中
撮影:2013/04/14 水元公園





お腹が膨らんできているようなので雌?




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追加:2013/04/23
 参考のために「コガタルリハムシ」の触覚のアップ画像
 ◆触覚の先端部分が口元部分より太くなっており「ハンノキハムシ」の触覚と違うことが判る

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ハンノキハムシ
コウチュウ目
ハムシ科
Agelastica coerulea Baly

2013年4月12日金曜日

ヒメナガカメムシ


 近所の空き地にハハコグサの撮影に行ったら花の上で交尾中の「ヒメナガカメムシ」を見つけたので撮影しました。
 幼虫は昨年見つけ撮影していたので同時にアップします。
 直ぐ横のハハコグサの上には「ササグモ?」が餌を捕るためか待機中でした。

ヒメナガカメムシの幼虫
撮影:2012/10/16

ヒメナガカメムシの幼虫
撮影:2012/10/16

ヒメナガカメムシの幼虫
撮影:2012/10/16

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で交尾中
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で交尾中
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で交尾中
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で交尾中
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で口吻を延ばして吸蜜中
撮影:2013/04/12

ヒメナガカメムシ
ハハコグサの上で口吻を延ばして吸蜜中
撮影:2013/04/12
ササグモ?
ハハコグサの上で待機中

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ヒメナガカメムシ
半翅目
ナガカメムシ科
Nysius plebeius