2013年5月13日月曜日

キンレンカ と ハモグリムシ

 雨上がりのキンレンカの葉に何やら虫が食べ歩いた後が白い模様となって付いているので写真に。
 ブラウン運動の痕跡見たいにあっちこっちと動き回っている様子が見て取れます。
写真を詳しく見てみると何やら白い痕跡の中に小さな茶色をした物が写っておりめいっぱい拡大してみたら一ミリにも満たないような虫が写っていました。何という虫かこの写真からは判断が出来ませんが体の両側に毛がいっぱい生えているような所が見て取れます。
 何という虫か同定するためには改めて撮影に行く必要がありそうです、まだ葉っぱの上にいればいいのですが。
花の方は終わりかけていますがまだ楽しめる状態にあります。
 キンレンカ、別名ナスターチウム、ウィキペディアによれば正式にはオランダガラシ(クレソン)属を指す学名であって、似た味をもつために転用された通称であるとのこと。

(画像をクリックで拡大表示)
撮影:2013/05/12 葛飾区
撮影:2013/05/12 葛飾区
撮影:2013/05/12 葛飾区
上の写真の中央部をトリミング
撮影:2013/05/12 葛飾区
何という種類の虫か解らなかったのでWeb上で「キンレンカに付く虫」で検索したところまず「葉潜り虫」だとわかり、その後鱗翅目のハモグリガと双翅目のハモグリバエがいることが解りました。
 新たに葉を採取してきて中の虫を捕りだして見ました、どうも蛹になっているようで動くことが有りません。この潜っているのがどちらの虫か解りませんがたぶんハモグリバエの様です。
 潜った状態でよく観察してみるとたぶんお尻側からだと思われるが二本のツノのような物が飛び出しています。このツノのような物がなんなのか?葉の中に潜っているので呼吸のためのシュノーケルかなと思ってしまいます。
 虫のサイズを測ってみたら2mmちょい有りました。

・葉の内部に潜っているので写真にとってもハッキリとしない 
・右端から黒い二本のツノが葉の外に突きだしているのが解る
撮影:2013/05/13
表皮を剥がし取り出してみたところ
撮影:2013/05/13
撮影:2013/05/13

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ナスターチウム
キンレンカ
ノウゼンハレン科
Tropaeolum majus

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