その伸びたクズを観察していたら葉の付け根のところが黒っぽく見えたのでよく見てみるとマルカメムシが数匹たむろしていました、二組のカップルと産卵が終わったと思われるような一匹と。
卵は白っぽい1mm程の長さの物が横に寝た状態で産卵されており写真で見える範囲で14個が確認できます。
マルカメムシについてWEBで調べていたら産卵に関する面白いページを見つけたので簡単に紹介してみると、
産卵時に卵と卵の間に黒い袋のようなものが同時に産み付けられていてそれは共生細菌の入った袋で、これを食べなかった幼虫は成長ができないか著しく遅いとの事。
虫の世界に踏み込むと奥が深いことを知らされる文章でした。
◆詳細は
むしむしコラム・おーどーこん
でどうぞ。
(画像クリックで拡大表示します)
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◆2015/06/05追加中川の河川敷に降りて探索してたらマルカメムシの卵をクズの葉上で見つける事が出来ました。
上記した共生菌の袋なるものを顕微鏡下で探してみました、ほぼ2~4個に1ッか所黒っぽい小さな袋が卵の間に有ることが分かりました。
共生菌の入った袋が分かりやすいように画像処理を行ってみました。 かろうじて黒っぽい袋が見えます、卵の数33個に対してその数9か所。 |
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マルカメムシ
Megacopta punctatissima
カメムシ目
マルカメムシ科
2014/05/24
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