2015年6月29日月曜日

ササグモ

ケヤキのひこばえに蜘蛛を見つけたらカメムシの幼虫を捕まえていました、蜘蛛はササグモ、カメムシはどうもクサギカメムシのようだが裏返しなので確信は有りません、せっかく捕まえた獲物を取り上げて確認するにはかわいそうです。
撮影しようとカメラを近づけるとカメムシを銜えたまま葉の裏と表を俊敏に移動してなかなか写させてくれませんでした。







◆以前(2012/09/16)浜松に行ったとき佐鳴湖湖畔で撮影したササグモです、この時は卵胞を守っていました。
ササグモ
2012/09/16 浜松市・佐鳴湖畔

ササグモ
2012/09/16 浜松市・佐鳴湖畔

ササグモ
2012/09/16 浜松市・佐鳴湖畔
◆追加 2018/06/21
 自宅の網戸に来ていたササグモの♂。
 触肢の黒いグローブが可愛いです。





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ササグモ
Oxyopes sertatus
ササグモ科
2015/06/29 葛飾区

2015年6月26日金曜日

ミズギワアトキリゴミムシ

 スジハサミムシモドキを見つけた同じ日、同じ場所、同じガガイモの葉にやはり黄色っぽい小さなハムシと思われるものを見つけ撮影しようとするも動きがあまりに早く撮影することが出来なかったので採取して帰ってきました。
 タッパーに入れて撮影しようとするが相変わらずの動きでタッパーの中をクルクル動き回りなかなか撮影できません、やっと写せたのがこの2枚、写りが悪いです。
 種の同定をしようと検索しまくりの結果ミズギワアトキリゴミムシと判明、体長約5mm程の頭部
と翅の会合線に沿って黒い他はほぼ淡褐色の甲虫です。




一時冷蔵庫に、仮死状態で撮影
この後直ぐに起き上り活発に動き回っています

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ミズギワアトキリゴミムシ
Demetrias marginicollis
オサムシ科
採取:2015/06/25 三郷市・江戸川右岸

2015年6月25日木曜日

スジハサミムシモドキ(♀)

ひばりの幼鳥を撮影した帰り江戸川河川敷をゆっくりサイクリングしながらサーチしていたらガガイモの蔓が大きく伸びているところが有ったので立ち止まって観察していたら黄色いハサミムシを見つけました。一見羽化したてのものかと思いましたが調べて見たらスジハサミムシモドキのメスの様です、ハサミムシで画像検索すると似たのが見つかったが体節の数がどうも違う、悩みながら探してみたらスジハサミムシモドキのメスがぴったり来ることが分かりました。雄と雌とで体節の数が違うようです。


あまり動かずいろんな角度から撮影出来ました、
右の触角が千切れています。







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スジハサミムシモドキ(♀)
Elaunon bipartitus
ハサミムシ目
クギヌキハサミムシ科

2015年6月22日月曜日

エノキハムシ

 2013年4月にエノキハムシの幼虫を見つけてから今度は成虫を見つけようと散歩するエリア内に10本ほどの大木と散布された種から生えた背丈前後のエノキがかなりの数ありこれらに食痕が有るたび葉を裏返すなどして探してもなかなか見つけることが出来ずにいたのが今朝やっと見つける事が出来ました、しかも一匹だけ。
 このエノキハムシを見つける事が出来たのはエノキの葉にいた蜘蛛を撮影中ふと上の方を見たら何かの影が葉を通してちらりとしたので枝を引き寄せてみたらそこに黄色いハムシが居たというわけで意識して探している時は見つからず偶然見つかったということです。










硝子板越しに撮影

撮影:2013/04/29
撮影:2013/04/29

撮影:2013/05/01

撮影:2013/05/01

撮影:2013/05/01
撮影:2013/05/01


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エノキハムシ
Pyrrhalta tibialis
甲虫目
ハムシ科
ヒゲナガハムシ亜科

2015年6月21日日曜日

ツマグロヒョウモン

散歩の帰りにちょっといつもと違うコースを通って見たところ隙間植物化しているシダ類の葉上にツマグロヒョウモンの幼虫を見つける事が出来ました、シダは食草ではないなーと思いながら見回すとやはり隙間植物化しているスミレ(種がなにか未同定)が1m程離れたところに有ッたのでここから移動でもしてきたのではと思われます。
シダに居たんだからとシダごと採取してきて一晩おいておき見てみましたがシダを食した痕跡はなかったのでシダは食草にはならないようです。





◆我が家のフヨウの植木鉢の中にたぶんニョイスミレ(ツボスミレ)と思われるのが群生しているのでそれを与えて現在飼育中ですがどの位食べるのか見てみようと思い今朝入れた時と夜と入れている容器の中を撮影して見ました。
こんなに食べるんだという印象です、今度は重量を測って見る必要が有りそうです。

約11時間でこの量を食べつくしました、量がもっと入っていたらもっと食べたかもしれません。
撮影:2015/06/21 ‏‎7:34:30

撮影:2015/06/21 18:38:48

◆2015/06/24 追加
今朝までモリモリ食べていたが昼位からタッパーの上の方に移動し夜になりアッパーの蓋部分にぶら下がり前蛹状態に移行した。



◆2015/06/25 追加
 脱皮して蛹に








◆2015/07/05追加
 6/25に蛹になっていたものが羽化しました。
 10日で蝶に変身、まだ羽化しないだろうと思っていたので浅めのタッパーに入れたままだったため羽が伸び切らず先端部分が曲がったままになていました。
 撮影後放蝶、曇り空の中に飛び立って行きました、子孫を残せるかな?






◆以前撮影していたツマグロヒョウモンの雌雄の画像
ツマグロヒョウモン(♀)
Argyreus hyperbius
2011/11/24

ツマグロヒョウモン(♂)
Argyreus hyperbius
2012/08/23

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ツマグロヒョウモン(幼虫) 
Argyreus hyperbius 
チョウ目 
タテハチョウ科 
タテハチョウ亜科




2015年6月20日土曜日

ひばりの卵発見

 今日は梅雨の中休みで晴れてくれたので家から約8kmの江戸川土手へ行きのんびりサイクリングしてきました。
 一休みしていたら目の前4~5メートの土手の斜面上にひばりが降りて来てこちらの様子を窺っていたのでひたすらじっとすること5分くらい、するとひばりは少しずつ移動して草陰に消え見えなくなったのでしばらくしてから消えたあたりに静かに近づいてみたら慌てて飛び立って逃げていきました。
 飛び立ったあたりを注意深く探してみたら直径10cm位の巣が有り中に卵が4個有るのを発見することが出来ました。
 ひばりの抱卵日数がどのくらいか調べたら「河川生態ナレッジデータベース」上に以下に記述が有りました。
「抱卵日数は11~12日。孵化した雛は薄茶色の産毛に覆われている。孵化後は雌雄で餌を運び、雌はときどき雛を抱いて温める。孵化後9~10日で巣立つが、この時期にはまだ飛ぶことができない。」。
見つけた卵がいつ産み付けられたか不明なので孵化する日もまたはっきりせず幼鳥を見るには数日おきに見に行く必要が有りそうですが?



 巣は草陰になっていたので少しどけて撮影:、撮影後元の様に草を立たせて覆いかぶせておきました。
 その後しばらく観察していたら再び降りて来て巣の中に入って行くのを見たので静かに巣の近くを離れ帰宅。
 頻繁に見に行ければいいけどな!!



◆追加 2015/06/25
 卵の状況を朝から見に行ってきたところ四個の卵のうち三個が孵化して一個がまだ孵化していませんでした。このまま孵化しないのか数日遅れで今からでも孵化するのか?
 雛はまだ眼も開いていなくて嘴にも卵歯が残ったままでした、孵化して1日~2日位でしょうか。
 





◆2015/06/28
 早朝ひばりの巣を見てきたが一個は孵化していなくてそのままなので無精卵かもしれません、孵化した三羽は順調に育っているようで羽もなんとなく多くなった来ました。


◆2015/07/02
 すっかり羽も生えそろい目も開いており間もなく巣立ちかもしれません、結局3羽だけで巣イッパイに。



◆2015/07/07追加
今朝は梅雨の合間、雨が続き見に行けずにいたのでひばりがどうしたか見に行ってきました、巣はすっかり空っぽになり孵化していなかった卵もなくなっていました。